株価が下げ止まるとき

株価が下げ止まるとき

株は、その会社が上場廃止になったり倒産したりしない以上、無限に下がり続けるということはありません。どこかで必ず下げ止まり、そこから今度は上昇に転じます。どこが底値なのかを判断するのは、とても難しいことです。ただ、株価が底値になるということは、もう売る人がいなくなったということです。どんなに下がっても売らないと決めている人たちだけが残されたとき、そこで株価は下げ止まります。売る人がいないということは、市場に売り注文が出ないということなので、買いたい人が現れても売買は成立しません。なので株価は止まってしまうのです。分かりやすくするために、少々大げさな例を挙げました。
ならば、売る人がいなくなった状態をどのように判断すればいいのでしょうか。色々な判断材料がありますが、まずは出来高です。継続的に下落を続けてきた銘柄が、徐々に出来高を減少させながら、株価の下落も緩やかになってきたら、底値が近いということです。値を下げながら出来高が減るということは、売る人が少しずつ減ってきたことを意味します。
これは、テクニカル分析で言うならば、VR(ボリューム・レシオ)で判断できます。大方、VRが70を切ってくると底値が近いと言われます。中には30や20にまで下がる例もありますが、それは個別銘柄に参加している投資家の投資目的が現れているせいです。過去3年間のVRの時系列データを作り、低い順に数えて10番目のVRの値はいくらか。このVRになったら買い、などというルールを作っても良いですね。